2022年09月28日
家族が亡くなり家の相続をする立場になった時、どんな手続きをすればいいのか分からずお悩みではありませんか。相続の手続きの中でも、不動産は引き継ぐか売却するかを決める必要があり、名義変更を同時に進めなければいけません。
突然の不幸に気持ちの整理がつかないまま、不動産の手続きに対応するのは大変です。そこで少しでもスムーズに手続きを進めるためにも、知っておいていただきたい不動産相続の対応の仕方を詳しくご紹介します。
家の相続手続きは
両親と暮らしているかどうかにより大きく異なる
高齢の両親がいる場合、もともと同居している、また介護のために同居を考えているという方も多いのではないでしょうか。もし両親が亡くなった場合、遺された不動産に家族ならそのまま住み続けられると考えてしまうかもしれませんが、実際にはそう簡単ではありません。
両親と同居している場合と、別に暮らしている場合とでは相続手続きは異なりますので詳しく見ていきましょう。
両親と一緒に暮らしている場合
実家に両親と一緒に暮らしており、両親が亡くなった場合、子供が実家を相続する場合には名義変更が必要です。両親の介護をしているといった事情があったとしても、名義が両親(父親、もしくは母親)にある以上、子供には所有権がありません。
さらに亡くなった方の名義のままだと売却ができませんし、自分以外に兄弟姉妹がいる場合、遺産分割の協議が必要となります。もし遺言書があったとしても、相続人が複数存在している場合は相続の権利があるため、トラブルに発展する可能性があります。また同居しているだけでは勝手に実家を処分する権利はないということも覚えておきましょう。
暮らしていない場合
所有者が亡くなった時点で相続が始まるため、実家をどうするのか選択を迫られます。亡くなった両親の名義では、売却ができませんので、まず相続人を決定した上で、相続の分割協議を開始しなければいけません。
実家をそのまま相続するか、売却してそのお金を分割するかによっても変わってきますが、相続することが決まった時点で名義変更の手続きを開始する必要があります。
相続放棄のメリット・デメリットとは
実家に誰も住んでいないが相続した場合相続税の負担が大きいといった理由から、相続放棄を考えるケースもあります。
ただ、相続放棄にはメリットがある一方でデメリットもあります。そこで相続前に知っておきたい相続放棄について詳しくご紹介します。
メリット
相続放棄をするメリットは2つあります。1つは、資産価値のない不動産の相続をしなくていいので固定資産税を払わずに済むということです。また両親が負債を抱えていた場合、その返済も相続で引き継ぐことになりますが、相続放棄で関わり合いを断てます。
さらに相続に関わる争いから身を引け、もめごとに巻き込まれずに済むことが2つめのメリットです。ただし相続放棄は相続が始まってから3ヶ月以内に裁判所で手続きが必要となります。
デメリット
相続放棄にはデメリットもあります。放棄することで遺産相続に関わる争いごとから離れることはできますが、やり直しがきかないということです。
不動産だけでなくすべての相続財産を手放すことになるため、もし相続財産が予想以上の額になったとしても、再度相続人になることはできません。財産放棄するべきかどうかは、相続をしたことで起こりうる事態や放棄して後悔することがないかよく検討する必要があります。
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遺産相続の中でも、不動産の相続は相続の立場によっても手続きが変わるため争いのもとになることが少なくありません。不動産をそのまま相続するとしても、売却して分割相続を行うにしても、早急に名義変更をする必要があります。
相続の手続きは必要となる書類が多く、自分が相続人となった場合限られた時間で対応しなければなりません。相続の手続きに加え、不動産の名義変更手続きができるのは司法書士のみです。
SKY事務所では相続の手続きに加え、必要な場合には税理士や弁護士といった専門家のご紹介も行っています。相続でお悩みのことがありましたら、お気軽にご相談ください。
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